冬コミ合わせの分を完結

さてやっと「八神はやての家庭の事情」その4(最終章)を掲載します。
これでSS第1巻一先ず完結です。

ぼくのかんがえた魔法少女リリカルなのは10

八神はやての家庭の事情
その4

ピンポーン
「こんにちは、ドクター。」
チャイムと同時に外のイヤホンからたどって声がした。
「やれやれ…また厄介者が来たよ。答えは同じだってのに。」
 嫌そうに出迎えるドクターを尻目に、なのはが呟く。
「一体なんだろう…?」
「時空管理局査察官のヴェロッサ・アコースです。」
「ああーロッサーきたんかー。入ってええよ。」
 はやての手引きで入ってきたヴェロッサ・アコース。はやてと何やら親しげだ。

「お邪魔します、ドクター・キングロード。」
「本当に邪魔じゃよ!何べん言っても、わしは管理局には入らんよ!」
 ドクター・キングロードが何かと煙たがってる相手は、時空管理局査察官のヴェロッサ・アコース。時空管理局のエージェントとして、有能な人材を管理局入りを勧め斡旋している。ハラオウン家とゆかりのあるドクター・キングロードも例外ではない。
「わしはあくまで独立した立場で管理局という組織に協力してきた。それをやれ吸収だ合併だとか、何でもかんでも取り込まれちゃたまったもんじゃない!わしの自由を奪う気か!」
「そんなことありませんよ。管理局に正式に入局してもドクターの好きな研究はやり続けられますよ。」
「ふん!その手には乗らんよ!わしも以前、別の組織に同じ事言われて入ったが、組織独特のしがらみで研究も思うようにはかどらんかったわい!わしは今回の管理局統合化には断固反対じゃった。それぞれ適材適所な役割分担があるからこそ、上手く連携が取れるというのがわしのモットーじゃ。それを何もかも統合して管理するなんて…よいか、組織というしがらみが出来ると、様々な弊害が生じて機動しにくくなる。軍隊では前々から畑違いの陸軍や海軍との軋轢もあるというのに、統合化したからといってそれも即座に解消できるわけが無いじゃろ。それに巨大組織という隠れ蓑ができてしまうから、汚職や隠蔽工作もかえって多発する等、デメリットの方が実際には多いぞ。」
 ドクターの熱弁にヴェロッサもたじたじかと思いきや…
「なるほど、最初は賛成派だったリンディ提督を丸め込んだのはドクターだったんですね。あの方もドクターと同じ事言われてましたよ。」
済ましたように振舞うヴェロッサ。
「わしとハラオウン家とその一派は旧知の仲じゃからな。」
「実はこの度、ハラオウン一派率いるアースラ組は管理局から独立することになったんですよ。そうだね、フェイト。」
ヴェロッサが近くにいたフェイトに微笑む。
「あ…はい。」
「そうか!やはりやりおったか!さすがわしの見込んだハラオウンじゃ!」
「ではこのロストロギア研究所もアースラ同様と見てよろしいですね?」
「当たり前じゃ!」
「分かりました、では管理局に残ってるドクターの研究データも、今後管理局の研究材料として使ってもよろしいですか?」
「まあ作り手によって変わってもくるだろうがな。だが所詮オリジナルには敵わんがな。」
「了解しました、もうここに来ることもありませんが、僕はクロノやはやてとは今後も友人としてお付き合いしますけどね。」
「お前さんはそこまで器用だったかな?」
「どうでしょう?では僕はここで失礼します。」
論戦は終わった。立ち去ろうとするヴェロッサにはやてが寄ってくる。
「ロッサ…しばらく会えんの?」
「心配いらないよ、はやて。僕はいつでも君の事を気にかけてるよ。」
「いややなあ、照れるやん。」
はやてに見送られて、ヴェロッサは研究所を立ち去る。

「アースラが管理局を独立…どうなっちゃうの?フェイトちゃん。」
「私にも分からないよ、なのは。」
なのはとフェイトは不安げだ。
「まあいいじゃないか!これからもそれぞれ仕事にがんばることじゃよ!」
二人に発破をかけるドクター。
「あの〜何だか大変なことになってますね。」
来客であるすずかは困惑している。
「おおすまん、あんたを忘れとった。そうだすずかちゃんとやら。お譲ちゃん達から聞いた話によると、あんた理系が得意だったそうじゃな?」
「はい、得意ですが…デバイスみたいなのも試しに作ったこともあります。」
「それならうちの研究所で働いてみないか?こうして会ったのも何かの縁じゃ。あんたは見所があるよ!」
「あ、あの…」
すずかは動揺する。
「ドクターは言い出したら聞かない人だからね。僕の時もそうだった。」
ここですかさずユーノがフォローを入れる。
「でもすずか、ドクターはこう見えてもなかなかの人格者なんだ。それは僕も保障するよ。取り合えず助手をしてみるのもいいんじゃないかな?」
「ユーノ君…」
すずかもほっとした様子だ。
「何てったって僕は、なのはやすずか達の担任だからね。教え子が何か困った時助けるのは担任教師のやくめだ!」
「あ、そういえばそうだった!よろしくお願いします、ユーノ先生。」
「頼もしいねユーノ君。」
「さすがわしの見込んだ男じゃ!」
「ハハハハハハハ」
ロストロギア研究所に笑い声が響く。

変わって夜の海鳴町。四つの黒い影が怪しくたたずむ。
「高町なのは・・・フェイト・T・ハラオウン・・・そして八神はやて!ミッドチルダに仇成す三つの悪魔!必ずお前たちを倒す!」
なのは達を悪魔と呼ぶのは新たな敵か、そしてその正体は…

つづく

みなさん、いかがでしたか?
ここまでのSSを冬コミに出しますが、その際にいろいろ手直しや追加もあります。
もしよろしければ感想もよろしく(^3^)ソシ

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時系列組み換え

今回はちょっとSSの時系列をさかのぼって、前回書いたハラオウン家の様子を掲載します。
この後の「八神はやての家庭の事情」その4(最終章)との辻褄合わせということでw

ぼくのかんがえた魔法少女リリカルなのは09

フェイトちゃんも心配性なの
その2

ピンポーン

 ハラオウン家にお客さんである。
「ハラオウン提督、時空管理局査察官のヴェロッサ・アコースです。」
「ああ、ヴェロッサか。入ってきて良いよ。」
クロノが受け答えをした。査察官のヴェロッサ・アコースは時空管理局のエージェントとしても立ち回っている。管理局内ではクロノとヴェロッサは特に親しい友人でもある。

「どうもアコース査察官。わざわざおこし頂いたのには何かあるのでは?」
 お茶を飲みながら応対するリンディとヴェロッサ。
「これは突然に決まったことなんですが、管理局統合化に異議を唱える者は速やかに管理局から立ち去るようにとの事です。」
「つまり…私達アースラのチームは管理局に切られたということなんですね。」
「そりゃ早急すぎやしないか?」
 凛とするリンディと驚いた様子のクロノ。
「でもクロノ、これで私達は晴れて管理局から独立できた訳よ。」
「そうだよクロノ。独立した立場で君達なりの仕事をすればいいのさ。例えればかつての君の妹とその友達みたいにね。」
「そうか…なのは達とより身近に仕事も出来るか…」
「義兄さん…何のろけてんの?」
 フェイトは義兄クロノの鼻の下の長さを見逃さなかった。
「うっ…」
「もう〜クロノ君たら〜」
 クロノを茶化すエイミィ。
「ただし条件があります。」
厳しい口調で間を切るヴェロッサ。
「アースラやそのメンバーのデータは総てコピーし、管理局本部のコンピューターベースに保管しておきます。」
「ずいぶん簡単に話すのね…私達の個人情報までも総てって事ね。」
「何か恥ずかしいな〜」
「心配要りませんよ、リンディ提督にエイミィ。少なくとも皆さんに危害を及ぼすような事はありませんので。」
 リンディとエイミィに応えるヴェロッサ。
「クロノ、君とも変わらず友人として付き合いも出来るしね。正直、僕自身もアースラの皆さんの行く末が心配ですし…」
「すまないな、ヴェロッサ。」
「お気遣いありがとう、アコース査察官。」
 お礼を言うリンディの笑顔の中にも、旋律の眼が輝くことをフェイトは見逃さない。
「わたしたち・・・どうなるんだろう。」

 次のSSでは一区切りになりますが、そこまでが冬コミ合わせに出す分になります。
最初は表紙込みで24Pのつもりでしたが、頁数増えるかもしれません…

最後に自分なりに考えた、なのは新BJのイラストを載せておきます。
なのは新BJ

無駄を省いたシンプルなものにしました。
これなら動きやすい!?

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ヴァイス・グランセニックの暴言

ヴァイス・グランセニックの暴言

↑お前が言うな怒

久々のブログ&一コマ漫画はヴァイスで声優ネタですw
彼はもちろんいらねーキャラ多いStSですが、
私はちゃんとキャラの役割を考えながらSSを書くことにしています。
ここ半月は冬コミ合わせの原稿で忙しかったけど、
ではやっと久々のSSです…

ぼくのかんがえた魔法少女リリカルなのは08

八神はやての家庭の事情
その3

「ヴォルケンリッターならここにおるよ。」
ドクター・キングロードは小さいケースを取り出す。
「ほーら、見てみい。」
ケースの蓋を開けると、4つのカプセルが揃っている。
「この中にヴォルケンが・・・」
「今は亡きクラウド・ハラオウン及びその一派は、闇の書を含むロストロギアの有効利用するための開発に取り組んでいた。わしもその開発チームだったんじゃよ。ヴォルケンが二度と悪しき主の下に利用されないように、改良に改良を重ねた結果がこれじゃ。」
ドクターはカプセルをはやてに渡す。
「それ、ヴォルケンを出してみい。」
「はい、ヴォルケン!出て来い!」
はやてがカプセルを投げる。
ポワ〜ン
「主はやて…」(シグナム)
「はやてー!」(ヴィータ)
「はやてちゃん!」(シャマル)
「主…」(ザフィーラ)
ヴォルケンリッター四人が登場した。中でもヴィータは人懐っこく、はやてに抱きついてくる。
「ザフィ〜」
フェイトに同行してきたアルフがザフィーラに抱きついた。六年前の『闇の書事件』の時はいわゆる「拳で語り合う」関係であったが、事件の終結後は「心で語り合う」仲になっていた。
「…ああ。」
「あれ?何か感じが違う。」
 今のザフィーラに違和感を覚えるアルフ。
「カプセル化に伴ってヴォルケンのデータ軽量化したんじゃよ。余分なデータは殆ど廃棄してな。」
「そう、私もテスタロッサへの対抗心よりも、主はやてへの忠誠心が大切だった。いつの間にかテスタロッサへの対抗心も薄らいだよ…」
続いて語るシグナムだが、表情は以前より穏やかになっていた。
「でもシャマルさんやヴィータちゃんは相変わらずって感じなの。」
「何言ってんだい!なのは。こちとら前よりずっと身軽になったよ!」
「ドクターのおかげで背負うものが軽くなった気分ですわ。」
なのはに返答するヴィータとシャマル。
「でも…せっかく私とザフィ仲良くなれたのに…」
「大丈夫やアルフ。ザフィも軽量化されて戸惑ってるだけや。あとはアルフのアタック次第やで〜」
「そうだね、はやて…ザフィ、何だったら久々に拳で語らない?」
「アルフ!」
 呆れて注意するフェイト。
「はっはっは…冗談よフェイト。」
「クスッ…」
 ザフィーラが笑った様子だ。
「わーい!ザフィが笑った〜」
「この調子だと大丈夫ね。」
周囲の笑いの中でドクターは説明を続ける。
「カプセル収納はあくまでエネルギー保持、それに移動や転送をし易くなるためなのじゃ。ただ外で活動する時間も以前とほぼ変わらないがのう。」
「ふ〜ん、いろいろ便利な機能になってきてるんですね。」
 なのはがそう言った時…

ピンポーン
「こんにちは、ドクター。」
チャイムと同時に外のイヤホンからたどって声がした。
「やれやれ…また厄介者が来たよ。答えは同じだってのに。」
 嫌そうに出迎えるドクターを尻目に、なのはが呟く。
「一体なんだろう…?」

つづく

ご存知の通り(でもないか)冬コミ合わせのSSでありますが、
ブログに掲載されていたのとはかなりの修正&加筆をしております。
StSのDVDのようなのとは全然違います(もちろん良い意味で)
今回のでは、いきなりアルフが登場して困惑された人、すみませんm(__)m
本として発行する際は、ちゃんと辻褄合わせますので汗
今月中には「八神はやての家庭の事情その4(最終章)」を仕上げます!

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冬コミ当確(改)

3日目 東ケ42a

ブログでも改めて報告しました。
現在なのはSSや漫画を執筆中です。
らき☆すた本も出るかも???

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11月

高町なのはの紅葉


11月と言えば紅葉ということで、前回のイラストに紅葉を背景にしました。
これを本サイトのTOPにする予定です。

10月の新番では「みなみけ」もお勧めですな。
毒のある癒し系てな感じで・・・らき☆すたも毒あったけど、それより強めでw

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